NSCA CSCSをアメリカで取得する方法/おすすめアプリ

リクエストいただきましたので、僕の知ってる範囲で書かせていただきます。細かい部分はNSCA本部のホームページに飛んで確認してください。僕は何が起こっても責任とりません。

CSCSはCertified Strength and Conditioning Specialist  の略です。

  1. 受験資格

日本の4年生大学を卒業している方はアメリカでCSCSの受験資格があります。4年生大学に通っていたという 「卒業証明書」もしくは「成績証明書」のPDFコピーをEmailで送れば大丈夫です。アメリカでCSCSを受験する外国人は厳封された「卒業証明書」もしくは「成績証明書」はなくても大丈夫なようです。(数日前にオフィスにPDFコピーを送り、無事に手続きが済んだと連絡を受けました。)

ちなみに証明書をオフィスに送るのは試験合格後1年以内であれば大丈夫です。

2. 試験準備 ~ おすすめアプリ~

Pocket Prep CSCSはオススメです。最初の30問ぐらいは無料で受けられるはずなのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。iPhone用のアプリもありますし、ブラウザからのアクセスも可です。600問あります。1つ1つの問題にReferencesがついているので、かなり便利です。https://www.amazon.com/Essentials-Strength-Training-Conditioning-Resource/dp/149250162X   NSCAが出している本家の教科書のページ付きでRefefencesが書かれているのでPocket prepで間違えたらすぐに教科書で確認することができます。限定解除するには17-18ドルほど必要でした。アマゾンで他のPrep本を見る限りでは このアプリのコスパは非常に良いと個人的には思います。 また、進捗状況は何度でもリセットできるので、気持ちもリフレッシュしながら復習することができます。  また、正解したけど、納得できない問題にはFlagをつけておき、後からじっくり復習することもできます。 バグもほとんどなく動きも軽快です。

NSCA CSCS®

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3. 教科書

是非 NSCAが出している教科書 Essentials of Strength Training and Conditioning 4th Edition を購入してください。多くの文献が24 Chapterにコンパクトにまとめられています。

4th editionとPocket prep CSCSの互換性が抜群なので、両者をお供に試験勉強されてはいかがでしょうか。

4. どこまで深く勉強するべきか?

NSCAのCSCSの試験内容をしっかりと読み込むことをオススメします。どのChapterから何問出るのか 自分で計算してみてください。それぞれのCapterのページの割には試験に出てくる問題数が多い部分があるはずです。 試験内容は規則によりここでは言及できません。

是非  ChartやTableに乗っている数字は しっかりと確認してください。運動の強度設定に関する部分は特に重要だと思います。

教科書に載っている範囲以外は試験に出ません  = 教科書を隅から隅まで確認すればかなりの高確率で合格できます。

5. その他

僕がCSCSを英語で受験した理由は 将来モータースポーツドライバーのトレーニング指導をヨーロッパ、アメリカ、アジアで行う。また、日本に来た外国人ドライバーのトレーニング指導を英語で行いたいと思っているからです。

僕の意見ではアメリカ、日本、韓国、スペイン、イタリア、中国に本部または支部があるので、CSCSがあれば 様々な国で最低限の知識を証明する1つの手段となりえると思います。

僕が現在取得を目指しているNATA ATC (Certified Athletic Trainer)はアメリカではある程度認知度が高くなってきましたが、それでもPTなどの他医療職に比べれば認知度は低いです。

日本では先輩ATCの方々が各方面で活動されているので、認知度は高まってきたものの、アメリカのそれと比べるとかなり低いと言わざるを得ないと思います。

アメリカ、日本、中国、カナダ、アイルランド以外ではATCの認知度はかなり低いでしょう。

以上の事実と自分が将来成し遂げたい目標 夢を踏まえてCSCSの取得に踏み切りました。卒業後に取得してCEUにカウントすることもできるみたいでしたが、僕はこの夏に時間があったので早めに取っちゃいました。学生の間は受験料も安いですし。


僕で役に立てそうなことがあればまた連絡ください。

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